大会キャッチフレーズ"神々の島"に込めた想い-。

今大会より大会名に「神々の島」というキャッチフレーズが付きました。
壱岐には150を超える数の神社が点在しています。
この数々の神社は、この島に住む人たちにとって日々の暮らしの一部であり、心のよりどころになっています。
ランナーの皆様も、この神秘の空気に満ちた壱岐島で、
神様の息吹を感じながら、ランをお楽しみいただければと思います。

  • いざ、神々の住む島へ

    いざ、神々の住む島へ

     日本最古の歴史書とされる古事記。その序章には夫婦神、伊邪那岐(イザナギ)・伊邪那美(イザナミ)の「国生み神話」があります。夫婦神は後に日本となる八つの島をつくったとされ、五番目にうまれたのがここ、伊伎嶋(壱岐島)です。古事記では天比登都柱(アメノヒトウバシラ)とも呼ばれています。

  • 「柱」とは天地を結ぶ交通路という意味。つまり壱岐島は、天と地を繋ぐ架け橋の役割を担っていた、そう考えられているのです。
    このように、神様ととても縁の深い場所でである壱岐。法人登録されたものだけでも一五〇を超える数の神社が、島のいたるところに点在しています。山奥にひっそりと建つものや、海のそばに建つもの。数々の神社は、この島に住む人たちにとって日々の暮らしの一部であり、心のよりどころとなっています。

    とりわけ、各地区を見守る氏神様が祀られた四十二の神社は、地域の人々に愛され、守り継がれてきました。そんな島の神社を巡れば、きっと壱岐の魅力に気づくはず。

    さあ、あなたも神秘の空気に満ちた壱岐島で、神様の息吹を感じてみませんか。

壱岐島四十二社巡り

壱岐島四十二社巡り

壱岐島内には、氏神様を祀る42の神社が存在し、
この42社を巡礼する「42社巡り」が観光コースとして人気を博しています。
4つのコースがございますので、大会前後に、レンタカーや壱岐ちゃりでぜひ巡ってみてください。

  • 風の路

    風の路

    海岸から強い潮風が吹く「風の路」は、芦辺港から島の中心に向い、その後、島北部にある神社を巡るルート。
    島民の生活になじみ深い壱岐の代表的な神社・住吉神社や、約三〇〇体の石猿が並ぶ男嶽神社を巡ります。
    途中には、全国的にも有名な月讀神社も。

  • 海の路

    海の路

    波音を聞きながら海岸線を走る「海の路」は、芦辺港から美しい海を横目に南下し神社を巡るルートです。
    かつて一支国の王都として栄えた原の辻遺跡や、干潮時にしか参拝できない小島神社、白く巨大な鳥居が目を引く白沙八幡神社など、数多くフォトスポットが待っています。

  • 里の路

    里の路

    郷ノ浦港から勝本町にかけてのびる「里の路」。
    神功皇后と関わりが深い爾自神社の東風石や聖母宮を巡ります。
    道中の湯本には約一五〇〇年以上も前から湧出していたとされる温泉もあり、神社巡りの疲れを癒やすのにぴったり。
    壱岐の有名スポット・猿岩もこのルートです。

  • 山の路

    山の路

    島内で一番高い山・岳ノ辻を行く「山の路」。
    郷ノ浦港から途中に岳ノ辻をはさみながら、数々の神社を巡ります。
    壱岐の一の宮である天手長男神社もこのルート。
    岳ノ辻の展望台から眺める島の風景の美しさもさることながら、燃えるような夕焼けも見逃せません。